旬の魚カレンダーと価格の関係

月別の旬の魚と市場価格の関係を解説。旬の魚を安く買うコツや、季節ごとの代表的な魚種を紹介します。

旬とは何か

魚の「旬」とは、一般的にその魚が最もおいしくなる時期を指します。多くの場合、産卵前に栄養を蓄えて脂が乗る時期と一致します。ただし、漁獲量が最も多い時期(漁期のピーク)と味の旬が必ずしも一致しないこともあります。

たとえばカツオには「初鰹(はつがつお)」と「戻り鰹(もどりがつお)」の2つの旬があります。春の初鰹はさっぱりとした身が特徴で、秋の戻り鰹は脂がたっぷり乗っています。同じ魚でも季節によって異なる魅力があるのです。

月別の代表的な旬の魚

1〜3月はブリ(寒ブリ)、ヒラメ、タラ、アンコウなど冬の味覚が旬を迎えます。脂の乗った寒ブリは富山湾の氷見ブリが特に有名です。フグも冬がシーズンで、てっちり(鍋)やてっさ(刺身)として楽しまれます。

4〜6月は初鰹、タイ(桜鯛)、アジ、シラスが旬です。春に産卵のために沿岸に近づくタイは「桜鯛」と呼ばれ珍重されます。アジも脂が乗り始め、刺身やなめろうが絶品です。

7〜9月はスズキ、ハモ、ウニ、アワビなど夏の魚介が旬です。関西ではハモが夏の風物詩として親しまれています。アユも夏が最盛期で、塩焼きは夏の味覚の代表格です。

10〜12月はサンマ、サケ、イクラ、カキが旬を迎えます。秋のサンマは脂の乗りが抜群で、塩焼きが定番。サケは秋に川を遡上する時期が漁のピークで、同時にイクラも旬を迎えます。

旬と価格の関係

旬の魚は一般的に漁獲量が増えるため、供給増によって単価が下がる傾向があります。つまり「旬の魚は安くておいしい」というのが基本パターンです。サンマやイワシなど大量に漁獲される魚種では、この傾向が顕著に現れます。

しかし例外もあります。年末年始のブリや正月前のエビ・カニは、需要が急増するため旬であっても価格が高騰します。また、初物(シーズン最初の入荷)にはご祝儀価格がつくことがあり、初競りのマグロがその典型例です。当サイトの価格推移チャートを見れば、こうした季節的な価格パターンを確認できます。

旬の魚を賢く買うコツ

最もお得に旬の魚を手に入れるには、シーズンのピーク(漁獲量が最大になる時期)を狙うのがポイントです。シーズン初めの「走り」や終わりの「名残り」は入荷量が少なく割高になりがちです。

当サイトの「旬カレンダー」ページでは、魚種ごとの旬の時期を一覧で確認できます。また、各魚種の詳細ページでは過去の価格推移グラフを掲載しているので、例年どの時期に価格が下がるかを把握した上で仕入れ計画を立てることができます。

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